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今日は稽古が休みだったので、色々やることやって、コンタクトを買いにいったりなどした。
そう、僕は裸眼だと思われがちだが、意外にもコンタクトレンズを着けている。

僕の目は、高校生の時まではよかったのだ。
僕の家族は皆あまり目がよくなく、子供の頃は家族の中で自分だけが目がよいことを誇りにさえ思っていたものである。
家族そろって夕飯を食べていたある日、ふと顔を上げると自分以外の全員が眼鏡をかけていて、「全員メガネじゃねーかよ!」というのがなぜか面白くなってしまい、すすっていた味噌汁を吹き出してしまったのをよく覚えている。

僕がまだ小学生の頃だと思う、姉がコンタクトレンズデビューをした。
生まれて初めて自分の目の中にガラスみたいなもんを入れようと試みる姉は、なんだかすごく、泣いていた。泣きながらコンタクトを入れようとしていた。そして母は、怒っていた。泣きながらコンタクトを入れている姉に、怒っていた。(ように見えた。)
小学生だった僕はその状況がいまいちよくわからなかったものの、姉が泣いている!母が怒っている!その光景にただただ心がざわざわした。

そして僕は高3で視力が落ち、大学生になってコンタクトレンズデビューをすることになる。

デビューして初めて、あの時泣いていた、姉の気持ちが、わかる。
初めて自分でコンタクトを入れるの、怖いよね、痛いよね。
目医者で入れてもらったときはスッて簡単に入ったのに、自分でやるとなかなか入らないよね。もう出かけなきゃいけない時間なのに全然入らなくてイライラするよね、そんで指からコンタクト落としちゃってどこいったかわからなくなるよね、もーやだ!ってなるよね。

コンタクトを着けている人なら、誰もがわかると思う、初めてコンタクトを入れたあの日のこと。
(そして母はきっと「ちゃんといれなさい!」「慣れるまでの我慢でしょ!」「じゃあどうするの?やめる?やめるの?」「高かったんだからねそれ!」「も~、ほら、もう一度いれてみなさい!」とかそういうことで怒っていたんだと思う。)


えー、で、何が言いたかったかというと、わっしょいハウスの次回公演「まっすぐ帰る」は、小学生女子のお話で、そんなあの頃の記憶がいっぱい詰まった作品です。皆様、ぜひ足をお運びいただきまして、彼女たちのあの頃に触れてくださいませ。
よろしくお願いいたします。

そんなわっしょいハウスの新作公演
「まっすぐ帰る」
2012年3月21日(水)~25日(日)
@アトリエヘリコプター(五反田)
公演詳細はこちら
チケット予約はこちら

楽しいよ!
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プロフィール
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性別:
男性
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趣味:
自己紹介:
浅井浩介


■次回公演■
わっしょいハウス
「スポット」
2014年7月29日(火)~8月3日(日)
@北品川フリースペース楽間

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