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メモ的なものになります。

稽古。東北沢駅は3ヶ月前とは様子が変わっていて迷いそうになるも、迷わなかった。
コーヒー的なものが飲みたくて、ローソンでコーヒー的なものが並んでいる棚をみると、ペットボトルタイプで、「ほろ苦テイスト」と「牛乳たっぷり」の2種類があったので、あんまりラテラテしてるのもなと思い「ほろ苦テイスト」を買って、「ほろ苦テイスト」はラベルに「甘くない…」と書いてあって飲んでみたらほんとに甘くなくて、「ほんとに甘くない…」と思う。看板に偽りなしだが、ほんとはちょっとは甘くあってほしくて、「牛乳たっぷり」にしとけばとよかったと思う。

畳の部屋で。①の前半と②の前半をざらっと。中身。ツルツルにならないようにということを本当に意識してやっていかないといけない。ただそれはノイジーにするということではない。
これから台詞を覚えていくけれど、覚える段階から後々効いてくるようなやり方があるんじゃないかと考えている。
変な覚え方をしてみるかもしれない。
いっそ覚えないかもしれない。
そしたら怒られるかもしれない。
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わっしょいハウス「猫隠しまっすぐ」の稽古が始まる。五反田団の宮部さんとの二人芝居。
犬飼宅から徒歩3分、浅井宅からは徒歩10分のわっしょいハウス的にはかなり好立地の稽古場に宮部さんを呼び寄せて、稽古初日。
できてるとこまでの台本読んで、2回目の読みの途中で終わり。あっという間。
まだどんなかんじの作品になるかはわからない。面白くなるだろうという感触はある。
2人芝居だから演出犬飼と合わせて3人で稽古。基本的にはずっと3人で稽古。
これからずっと3人でいるとなると多分どこかで喧嘩をする。喧嘩をして誰かが泣く。泣いたら、多分喧嘩してた相手も泣く。それを見たもう一人も多分泣く。みんな泣く。
そんな状況がこれから訪れるのだと思うと憂鬱でたまらない。が、作品をつくるためなので仕方がない。
明日も稽古。憂鬱である。まさか明日はまだ誰も泣かないよな。
面白い作品ができるといいな。
公演初日の7月19日まで、なにが起ころうとも、がんばりたい。
中学校から日進駅を越えて坂を上ったところにゲーム屋が新しくできたので、ちょっと家からは遠いけれど遊びに行って店内をウロウロしていたら、ゲームソフトが並んだ棚越しに男と目が合ったのだった。男は白いタオルを頭に巻いていて、なんで頭にタオル巻いてんだろー、とボケーと見ていたら男の目つきが一瞬鋭くなって、どこかへ行ってしまった。
嫌な予感がした。おそらく高校生。だから、危ない気がする。帰らなきゃ。とドキドキしてひっそりと店内を歩いていたら、案の定、白いタオルを巻いた男が、仲間を3人連れて目の前に立ちはだかった。

白いタオルを巻いた男は、手に桃の天然水のペットボトルを持っていて、もう片方の手のひらにそれをパンパンと打ちつけていた。よくわからないが、威嚇的な意味を持っている行為なのだろうと思った。
「お前さっき見てただろ」
「え…?や、見てないです…?」
漫画とかで見たことあるような台詞に、精一杯のそんなこと言われるなんて思いもよらない風で返した。少し高音の声で入るのがそういうかんじが出るような気がして、そうした。
「見てただろ」
「や、見てないです」
「金出せ」

こうなる。どんなやり取りをしようが結果金出せ、となる。この飛躍には納得いかないが、反論をする発想はない。緊張と脱力感が同時にくる。
ふと桃の天然水をパンパンやっている男の後ろを見ると、長髪に切れ長の目の男がこちらを睨んでいる。その男はポケットに手を突っ込んでいたが、そのポケットの一部分が鋭く隆起しており、何か突起物が入っている様相である。
ナイフ。あるいはポケットの中で指を突き立てているのだろうか。はたまた陰茎か。
指を突き立てているだけならそれが唯一のセーフケースだが、3分の1の可能性に賭けるにはリスクが大きすぎる。
「えー、や、ないですよ~お金~」
本当に大したお金を持っていないし、だからこそなけなしのお金を払うなんて本当に嫌で、そういう意味では嘘偽りない状況を、おどけた表情で敵意がないことを示しつつ伝える。こんなことで大事なお小遣いをみすみす失いたくない。
「出せ」
「え~(困ったなあ)」
「早く、300円でいいから」

要求は300円である。ここで僕は300円でいいの?と思ってしまう。300円ならまあ…と思ってしまう。
「早くしろ」
「300円か~あるかな~」
300円なら、ある。それはわかっていたけど、お金はないと言った手前、先程の自分と辻褄を合わせるため、300円もあるか怪しいといった、本当にお金がないやつを演じる。
「早く、早くしろ」
桃の天然水は焦っている。回りを伺い、この状況が人目につくのを恐れている様子である。
小銭を探りながら「あれ?こういう状況不慣れなのかな?」という気持ちがよぎる。財布の中からようやく100円玉2枚を見つける。「早くしろって」天然水が急かす。「初犯?」という言葉が頭を巡る。一方後ろの陰茎の男は堂々としたものである。この堂々っぷり、この男は相当の悪なのだと思う。ポケットは相変わらず突起している。
3枚目の100円玉は一向に見つからず、1000円札を出してお釣りをもらうことは可能なのか尋ねるべきか否かを考え出したとき、50円玉が2枚あることを発見した。
よかった。これでちょうどで払える。
先程まで桃の天然水にパンパンされていた手のひらに100円玉を2枚と、心の中で(細かくなっちゃいますけど)とつぶやいて1枚目の50円玉を乗せた瞬間、桃の天然水が踵を返す。よもや50円玉がくるとは思っていなかっため、300円を徴収し終えたたつもりになっているらしい。
慌てて2枚目の50円玉を取り出して手を伸ばす。
逃げ出すように天然水が走り出す。陰茎も後に続く。
その背中に「あ、まだ250円っ…!」と小さく叫ぶ。
桃の天然水が見えなくなる。

心の中で「得した」と思う。すぐさま「得はしてねーよ!」と思い直す。
自転車に乗って家まで帰る。




その上級生のことを僕は正直嫌いだったが、それは、いびってくるというか、嫌なことをよく言ってくるからで、だからできるだけ関わらないように、距離を置いて接していたのだけど、一度だけなぜか遊びに誘われたことがあって、本当に嫌だったのでなんとか断ろうと試みたけれど、とうとう断りきれず次の週末に遊ぶ約束をしてしまったのだった。
その遊びの内容というのがまたざっくりしていて、「自転車で遠くまでいく」、という遊びだった。けっこう遠くまで行くことになるだろうから、水分は多めに持っておいたほうがいい、それから多少のお金も持っていったほうがいい。という、またざっくりした注意事項を告げられ、僕は母にそういうことだからと説明し、少しのお小遣いをもらって、当日に備えたのだった。

当日は雨だった。
集合場所に行ってみると、もう一人来るはずだった水野歯科の息子が、家族で出かけるからという理由で来ておらず、上級生と二人だけになってしまった。雨だし自転車で遠くというのは無理だということになって、もう帰りたかったが、「どこかには行くべきだ」という上級生の謎の使命感により、近くの日進書房という本屋に行った。

一通り文房具を見た後、コミックコーナーに行くと、ドラゴンボールの31巻が発売されていた。上級生はひどくテンションを上げ、31巻を購入する意思を示したが、なぜだか「お前も買え」という話になった。ドラゴンボールは好きだったが、特に単行本を揃えているわけではないし、気軽に漫画の単行本を買うような環境に身を置いていなかったので、拒否し続けたら、「100円出すからお前も買え」という話になった。
それでも拒み続けたが、断りきれなさに、410円のうち100円出してもらえるのはお得なのではという気持ちが加わって、ドラゴンボール31巻を購入した。

家に帰って早速31巻を読んでいると、「あげたお小遣いでなぜ漫画を買ってきているのか」と母に質された。「100円出すと言われたから」と答えるも、答えになってないことは自分でもわかって、険悪なムードのなか黙って31巻を読み続けた。
31巻は、神様と融合したピッコロとセルが闘う巻で、セルの誕生の秘密が語られていた。

それから半年くらいして、「あのときの100円返せ」という話になった。意味がわからず、なんて理不尽なと思い、「こいつは借りた金を返さない」とまわりに広められようが、頑なに返さなかったが、利息がどんどんついていると言われるとそれは困ると思って、利息を含めた110円を支払った。

この男許すまじ。と、僕は復讐を心に誓ったが、その上級生のスクールカーストが案外低いということを知った今では、まあいいか別にという気分になっている。というのは、どういうことなんだろうか。かわいそうだと、思ったんだろうか。ということを繰り返し考えている。
と言いつつ大して本気で考えていないかもしれない。

小学生のとき恐ろしかったもの。

学区内にあった「おもちゃの昭和」というおもちゃ屋の近くに、座敷わらしという妖怪が出るという話を上級生から聞いた。
座敷わらしとは子供の姿をした妖怪で、老人の家に住み着いて、木の枝を「おいし~おいし~」と言って食べるのだそうだ。
そのざっくりした情報のみの話に、一瞬え?となったが、上級生の「おいし~おいし~」と言って木の枝を食べる座敷わらしの描写、がよくわからないがなんだかとても不安な気持ち、にさせるなにかを孕んでおり、恐ろしくて、その後できるだけおもちゃの昭和には近づかないようにした。

それからしばらくして、おもちゃの昭和が閉店することになった。閉店セールでファミコンカセットが10円で叩き売られているというので、一人で行くのは怖かったが、友達といっしょに、見たことないファミコンカセットの中から面白いと思われるものを選びとって買い漁った。帰って遊んで、ほとんどが糞ゲーであったが、なかなか面白いものもあって、「これは当たりだね」みたいなことを友達と言い合った。

それから大分たって、上級生から急にあの座敷わらしの話は自分の作り話だったと言われた。「よくできてただろ?」と言われたが、話としてはあんまりよくできていないんじゃないかと思った。でもその後もおもちゃの昭和があった周辺を通るときは恐ろしい気持ちがずっとした。
わっしょいハウス

『チャイム』


2013年26日(火)~31日(日)
@新宿眼科画廊 地下


チケット予約はこちら!(2013年2月10日午前0時より開始!)

料金 予約 1,800円/当日券 2,000
※平日昼間割引!
  27日(水)14時開演の回のみ
  予約 1,500円/当日券 1,700
※受付は各回開演時間の40分前 開場は20分前

作・演出/犬飼勝哉
出演/浅井浩介 小田尚稔 後藤ひかり 椎橋綾那


場所/新宿眼科画廊
〒160―0022
東京都新宿区新宿5-18-11
JR新宿駅東口より徒歩12分
地下鉄東新宿駅より徒歩6分

新宿眼科画廊マップ

制作/川添真琴
宣伝美術/bejunko
舞台監督/屋上会
協力/甘もの会 五反田団 シバイエンジン
ベボhouse 新宿眼科画廊


一緒のタイミングで引っ越すことになった友人の真似をして、池袋から2駅目の東長崎というところに住むことにして、それからだいたい3年になります。
僕の部屋はたぶん6畳くらいはあって、お風呂もトイレもちゃんとあるんだけどアパートの建物自体がほとんどプレハブで、地震のときはまるでコンニャクみたいな揺れ方をするし、前の通りをちょっと大きめな車が通っただけでも部屋全体がコンニャクみたいに揺れるので家賃は4万5000円で、その中には水道代も含まれます。
それで、この部屋にいると夕方、外からチャイムの音が聞こえてきます。
豊島区のチャイムは「ウサギ追いし・・・」のメロディーで、夏は6時に、冬の間は5時に流れることになっていて、タイトルはそのチャイムのことです。
犬飼勝哉(わっしょいハウス 作・演出)


よろしくどうぞ。
出演します。短編2本立てです。両方出ます。
「ダージリン急行」は、映画『ダージリン急行』を、やります。
「オーラルメソッド」は、男と女の話です。
18ステージと長いですが、ちっちゃいちっちゃいスペースでやるので、席数がかなり限られるんじゃないかと思うので、お早めのご予約がおすすめです。
どうぞよろしくお願いいたします。


シンクロ少女 ギャラリー公演

『オーラルメソッド2』
(「ダージリン急行」と「オーラルメソッド」の二本立て)


「つ・な・げ・て・み・た・い」


作・演出                            
名嘉友美

出演
泉政宏
横手慎太郎
名嘉友美

浅井浩介(わっしょいハウス)
浅川薫理
坊薗初菜

日程
2012年11月2日〜11月15日

02日(金)19:00
03日(土)15:00/19:00
04日(日)15:00/19:00
05日(月)19:00
06日(火)19:00
07日(水)19:00
08日(木)19:00
09日(金)19:00
10日(土)15:00/19:00
11日(日)15:00/19:00
12日(月)19:00
13日(火)19:00
14日(水)19:00
15日(木)18:00

会場
東中野レンタルスペース
(東京都中野区東中野4-4-5-203)

チケット
前売2000円
CoRich舞台芸術!(←クリックすると予約フォームがあるページへ移動します)

お問い合わせ
WEB→http://syncrojesse.web.fc2.com/
MAIL→syncro.shoujo@gmail.com
TEL→09044237914


ブログもあります→
http://syncrogirl.exblog.jp

よろしくどうぞ。
プロフィール
HN:
性別:
男性
職業:
趣味:
自己紹介:
浅井浩介


■次回公演■
わっしょいハウス
「スポット」
2014年7月29日(火)~8月3日(日)
@北品川フリースペース楽間

お問い合わせは下のメールフォームからどうぞ。
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