京都のこと

わっしょいの公演が終わってすぐ京都行ってこないだ帰ってきた。1月半くらいいた。京都の劇団衛星の公演に出るため。

巨大ロボットの操縦室が舞台の話で、わざと舞台スペースを狭くつくってあるから、共演者との距離もかなり近かった。
特に衛星の劇団員のファックジャパンさんの顔を間近でみるシーンがあって、本番中何度かファックさんの右まぶたから白く長い毛が出ているのが見えたときがあった。
普段の稽古場では一度も見たことがないのに、なぜか本番中だけ見えるのだった。
あの毛は何だったのだろうか。
舞台上でその毛が見えたときは、本番終わったら本当にそんな毛が生えているのかファックさんに確かめてみようと思うのだが、本番が終わるとその毛のことはすっかり忘れてしまうのだった。
聞こう聞こうと思って結局聞けず終いだった。
白い毛のことは何もわからないまま帰ってきてしまった。

幸いこの公演はツアー公演なので秋にまた場所をかえてやる機会があるから、今度こそ確かめたいと思う。

わっしょいハウス『おばけが出現』

２０１１年５月２７日(金)～５月２９日(日)

作・演出／犬飼勝哉
出演／浅井浩介　椎橋綾那　立蔵葉子(青年団)

照明／山口久隆(S-B-S)　音響／阿久津未歩　舞台監督／白木善史(T.S.M.)
制作／尾原綾(五反田団)　宣伝美術／beyoung　宣伝イラスト／浅井浩介

＠アトリエヘリコプター


　スケジュール
5/27(金)　15:00開演◎／19:30開演★
5/28(土)　15:00開演★／19：30開演
5/29(日)　15:00開演★

※受付開始は開演時間の40分前、開場は開演時間の30分前です。
※◎のついた回は平日昼間割引の回です。予約＝1,500円　当日＝1,700円
※★の回は終演後アフタートークを行います。トークゲストは以下の通り
　　5/27(金)　19:30開演の回　ゲスト 前田司郎 (五反田団)
　　5/28(土)　15:00開演の回　ゲスト 下西啓正 (乞局)
　　5/29(日)　15:00開演の回　ゲスト ザ・プーチンズ

　チケット・ご予約
予約＝2,000円　当日＝2,200円
平日昼間割引(27日(金)15時開演の回のみ)
予約＝1,500円　当日＝1,700円
チケット予約開始　2011年4月27日(水) 午後12時より、こちらのオンライン予約フォームにて受付します。

　お問合せ
[e-mail]


わっしょいハウスの二人とは京都で出会った。
浅井くんの方は僕の芝居のオーディションを受けに来てくれて、面白いから一緒に芝居を作った。
勘が良く才能のある俳優だ。是非東京に来たら良いと言っていたら、最近本当に来た。これからどうにかなると思う。
犬飼くんのことはその浅井くんの連れという印象だった。その犬飼くんが作・演で、浅井くんが出るというからわっしょいハウスを見に行った。才能がそんなにごろごろしているはずが無いと思うから、さして期待せずに見たら、これがすごく面白かった。ちゃんと作家を目指せば、これからどうにかなると思った。が、ゲームばっかやってて全然書かないので駄目だと思っていたら、その犬飼くんがゲーム機を浅井くんに預けたらしい。
これはどうにかなるに違いない。暇な人は今のうちに見ておくとあとで自慢できるかも知れない。

前田司郎（五反田団）

久しぶりの更新

ご無沙汰しています。実におおよそ11ヶ月ぶりの更新となりますが、これまで更新がなかったのは、今はやりのツイッターを始めたからではなく、特に理由なく気付いたら11ヶ月が過ぎてしまっていたから、です。
気付いたら11ヶ月、これ怖くないですか？

（久しぶりなので無駄な下線を引いてみています。）

そして久しぶりの更新が、出演する舞台の宣伝ですみません。
今月12日よりこまばアゴラ劇場でおこなわれます、乞局（コツボネ）という東京の劇団の公演に出演させていただきます。
よろしくお願いします。

乞局第19回公演
『果実の門』
脚本・演出 下西啓正

2010年11月12日(金)～23日(火・祝)【全14ステージ】
12(金)19:30※前半割
13(土)15:00※前半割/19:30※前半割
14(日)15:00※前半割
15(月)19:30※前半割
16(火)休演日
17(水)19:30
18(木)15:00※平日昼割
19(金)19:30
20(土)15:00/19:30
21(日)15:00/19:30
22(月)19:30
23(火・祝)15:00
開場は開演の30分前、受付開始は開演の1時間前

■料金(日時指定・全席自由)
前売:2800円
当日:3300円(開演の1時間前より販売開始)
学生・喪服割引:2500円(喪服割引についての詳細は劇団HPをご覧下さい)
※12(金)～15(月)=前半割引:2500円(当日2800円)
18(木)=平日昼間割引:2500(当日2800円)

■会場
こまばアゴラ劇場
(目黒区駒場1-11-13
03-3467-2743
http://www.komaba-agora.com
京王井の頭線「駒場東大前」駅東口より徒歩3分)

■出演
石田潤一郎／岩本えり／三橋良平（以上、乞局）
・
浅井浩介（わっしょいハウス）／佐野陽一（サスペンデッズ）／シトミマモル／鈴木浩司（時間堂）／田中佑弥（中野成樹＋フランケンズ）／永山智啓（elePHANTMoon）
・
黒岩三佳（あひるなんちゃら）／澁谷佳世／島田桃依（青年団）／中島佳子／吉田聡子

■あらすじ
その町のヒト達は、元々そこの出身ではなく、大多数の人間が外からやってきたという。
きっと何か秘密を抱えていて、隣のおばさんなんか、きっと元看護師のクセに２回ヒトを殺してるだろうし、かたや向かいの家のオッサンは、記憶障害の妻とその兄を殺して逃げて来たかも知れないし、今自分がこうして住んでいるアパートの一階には、それこそ昔は金持ちだったのに、落ちぶれてしまった女性が住んでいるし……。
何故、秘密らしきものを抱えているのが窺えるのかというと、彼らは一様に善いヒトだからだ。
善い人間はそんなにいない。私たちを取り巻く人間はそのほとんどが悪なのだ。
そんな土地へ私たち家族は引っ越して来た……。

劇団HP
http://kotubone.hp.infoseek.co.jp/

ご予約は、
こっちら
からしていただけます。

ちなみに劇団HPに登場人物のプロローグが描かれた「果実の門 序章」が掲載されているので、よろしければご覧くださいませ。

よろしくお願いいたします。

また書きます。

ごきんじょ

ご近所付き合いは苦手です。
どのくらいの距離感で接したらいいのかいまいちわからないし、うちは長屋で9棟くらい連なっていてお婆ちゃんがけっこう住んでいますが、往来にはたくさんのお婆ちゃんが歩いているわけで、どのお婆ちゃんがご近所さんなのかいまいち判別がつきません。ダミーのお婆ちゃんもいるわけです。ダミーのお婆ちゃんはたいがい銭湯に行くお婆ちゃんです。うちのまわりには銭湯が多い。
ただダミーのお婆ちゃんに挨拶したっていいわけで、ていうかダミーのお婆ちゃんてなんだ、自分で言ったんだけど、お婆ちゃんにダミーとかないので、「うちの前を通るすべてのお婆ちゃんに挨拶をする」、これ正解です。愛をこめて。
ボン大の野は、打ち間違えた、すいません、問題なのは、一応知ってて挨拶を交わすご近所さんで、これ距離感がよくわからない。挨拶のあとにもう一言くらい付け加えたほうがいいのか？軽くチープトークを交わしたほうがいいのか？非常に迷うわけで、いやしたほうがいいと思ってるんですが、これがどうもうまくいかず、微妙な空気なります。
なので、あんまりご近所さんに顔を合わせたくないな・・と思ってしまったりして、このような気持ちがよりチープトークを困難にします。

今日出かけるとき原付に乗ろうとしたら、エンジンがかからなくて、こういうときは10メートルくらい原付を押してやって、もう一度試すとかかったりするので、原付を押して歩いていたら、うちのおとなりは整体屋さんなのですが、そこのご主人が向こうから歩いてきたので、「こんにちは」と挨拶をしました。東南アジア系の人のような濃い顔をしたそのご主人は、ちょっと戸惑った反応をしてそのあと「あ、どうも」と言ってすれ違っていきましたが、それは僕がヘルメットをかぶっていてさらに最近風邪気味のためマスクをしていたため、誰だか一瞬わからなかった（あるいはわからないままだった）からだと思われます。
するとその直後に、去ったはずのご主人が僕のほうにすごい勢いで走り寄ってきて（僕にはいのししのように見えた、そのくらいの勢いを感じた）、
「エンジンかかりにくいの？！俺バイク好きだからさ！」
と言った。その発言は若干意味がわからない、文と文がつながっていない、と思ったけど、「俺バイク好きだからさ！（よかったら力になるよ？）」ってことだろうから実はつながっている。僕はこの人がバイク好きだということは実は知っていて、それは前にもバイクのエンジンがかからないとき助けてもらったことがあるからで、そのときもこの人は「こうやってみるとかかりやすいよ！俺バイク好きだからさ！」と言っていたたしか。本当にバイクが好きなんだろうなあと思う。

「エンジンかかりにくいの？俺バイク好きだからさ！」
「いや、最近かかりにくいんですよね～」
そう言って、僕は原付を停めてキックペダルを踏み下ろしてみると、ブオオーンという音がして、エンジンはかかった。
「あ、かかりました」
わざわざ走り寄ってきてくれたのに、ふつうにエンジンがかかってしまったことに僕は若干の後ろめたさを感じた。すると突如ご主人はグッと口をつぐんで難しい顔をして、
「（バイクに向かって）パワー注入！！」
と、それはもうコミカルなジェスチャーとともにそう言ったあと、
「・・て遅いか！」
と言った。
そんなご主人（東南アジア系の顔をした関西人）のおちゃめなジョークに対して、僕は、一瞬本気で動揺した後、笑いながら「ほんとすいません、ありがとうございます」と言って原付に乗ってその場を去りました。

原付に乗りながら、もっとあったんじゃないのか、なにかしらツッコめたんじゃないのか、なんでもいい、「いやいや、もうエンジンかかってますから～」とかでいい、できればご主人に「・・・て遅いか！」と言わせてしまう前に、「遅いやん！」「遅いがな！」とか、いけたんじゃないのか、いやそれはいけないか、と反省したけど、挨拶以上のコミュニケーションをしたことがちょっと嬉しくもあって、だからこれはご近所付き合いがうまくいったほうの例といえます。はい。僕は何もしてませんけど。

12月

12月になりました。
ご挨拶だいぶ遅れてすいません、言いますが、乞局『汚い月』東京公演無事に終わりました。ご来場いただいた皆様ありがとうございます。関係者の皆様もありがとうございました。お世話になりました。
僕は京都に帰ってきて、大学生をやっておりますが、　　ええ、やってます。

大相撲九州場所も終わってしまいましたが、場所中一度も更新できなくてすいません。反省してます。

今日小学生低学年と思われる赤いランドセルを背負った女の子が、友達であろう同じく小学生低学年と思われる赤いランドセルを背負った女の子に「だってあんた信用できないもん」と言われていました。
信用できるかどうかはされる側の問題でもありますが、する側の問題でもあります。

せんでん(東京公演)

寒くなりましたね。

9月に京都公演を行った乞局(コツボネ)の「汚い月」が来週から東京公演しますのでそのお知らせです。出演してます


乞局第17回公演
『汚い月』
脚本・演出 下西啓正

【日時】
2009年11月6日(金)～12日(木)
11月6日(金) 19:30
7日(土) 14:00/19:00
8日(日) 15:00
9日(月) 19:30
10日(火) 14:00/19:30
11日(水) 19:30
12日(木) 19:00
開演

【場所】
笹塚ファクトリー
(京王線「笹塚駅」北口徒歩1分)

【チケット】(日時指定・全席自由)
■前売り・予約：3000円
■当日：3500円(開演の1時間前より販売)
●学生割引：2800円(要学生証提示※当日券なし)
●喪服割引：2800円(※当日券なし)
※喪服もしくは喪服に準ずる服装でのご来場。詳細は乞局HP
http://kotubone.infoseek.ne.jp
をご覧下さい。

ご予約は
http://ticket.corich.jp/apply/14577/009/
よりどうぞ。

直前のお知らせですが、東京まわりにいらっしゃる方、どうぞよろしくお願いいたします。

ごあいさつ

ご挨拶遅れましたが乞局『汚い月』京都公演無事終了いたしました。ご来場いただいた皆々様、ありがとうございました。
また告知させていただきますが、11月6日(金)～12日(木)に東京公演がございます。そちらもまたよろしくお願いいたします。

10月になって東京公演の稽古も始まっているけど、10月になって大学も始まっているので、しばらく京都で学生をしてから、また東京に行く。
あ、僕は大学生なのです。今までずっと隠してましたが。
隠してませんが。

といいつつ、今実は東京に向かっている途中である。
今日から連休でしょ？その連休を利用して稽古にいくんだよ。だから今回はまたすぐ京都に戻って、また月末くらいから東京に公演まで滞在するよ。

急にフランクなしゃべり方になって、一体誰に話してるんだという事態だが、このブログをみているらしい私の父親に話していることにする。父はこのブログによって息子がどうしているか情報を得ているようなのです。

いってきます。

しかし、1、2ヶ月に一度しか更新されない今の更新頻度では息子情報足りなすぎなんじゃないのか。
まあ、便りがないのは…、とか、皆まで言いませんけど、言うからいいのか。うん。まあまあ。



‥いや？よくないか？
どうだ？


ちょっと考えときます。